実務と政策知見に基づく、確実な事業化へのコミットメント

当社のコンサルティングは、企業の競争優位性の核心に関わるため、守秘義務(NDA)を最優先とし、社名および詳細な数値を伏せて掲載しております。

しかし、これらの事例は、当社が「制度リスク」「技術実装の壁」「収益機会の複雑性」をどのように突破し、クライアント企業に持続可能な利益をもたらしてきたかを示すものです。当社は、机上の空論ではなく、市場で実際に収益を生む事業化をゴールとして支援いたします。

実績・事例紹介

【最優先事例】大手太陽光発電事業者:系統用蓄電池事業のゼロイチ立ち上げと4億円規模の補助金獲得支援

[課題 (Before)]

1. 収益機会の複雑性: 容量市場、需給調整市場、卸市場を横断した収益予測モデル構築が困難で、投資回収計画に確実性が持てず、新規事業の投資判断が不可能であった。

2. 政策リスクと資金調達: 巨額の初期投資に対する東京都の補助金獲得の確実性が不明瞭で、ファイナンスの判断ができない状態だった。

3.系統蓄電所の設置場所、系統蓄電池、アグリゲータなどの選定やファイナンスを実現するための蓄電池制御技術と複数の電力市場の最適選択などの複数絡み合う事項に対しての協業先や技術がない。

【解決策:当社のコミットメント】

1. マルチ市場連動型の高精度シミュレーションを開発。慶應博士/MBAの技術・財務知見を統合し、不確実な市場変動に対する予測・感度分析(ストレステスト)を実施。

2. 政策委員会での知見を活かした補助金申請戦略を策定し、申請プロセスをリード。また、系統連系交渉におけるリスク低減策を実装。

3. 需給調整市場参入のための応答速度と蓄電池劣化抑制を両立した制御アルゴリズムの要件を設計し、蓄電池の選定・アグリゲーターの選定などを支援。

【実現した成果:確実な収益化】

1. 東京都が抱える電力エネルギーの課題を的確にとらえて、それを解決すべき事業計画を策定。さらに、その事業計画を確実に実施できる体制を構築することで、補助金4億円の確実な獲得を実現し、プロジェクトの初期リスクを大幅に低減。

2. IRR(内部収益率)を電力業界標準の4%を超える収支計画で当初計画より早期の投資回収期間を実現した。

3. 系統蓄電所事業参入にあたり同時並行で3カ所の開発を実施するために、事業スケジュールの綿密な策定とスピード間により、市場での他社からの優位性を早期に確立。


【異業種参入】東証プライム上場・大手製造業:電力小売事業・余剰電力活用型PPAの戦略策定とゼロイチ立ち上げ支援

[課題 (Before)]

1. コアビジネスとの乖離: 製造業の組織体制の中で、新規事業領域として電力エネルギー分野への可能性を模索。複雑な電力エネルギー分野での制度の見識がなく、電力小売事業の立ち上げノウハウや、市場リスク管理の知見が不足していた。

2. PPAリスク: 自家消費型PPAの長期的な契約スキームと三者間リスクの最適解を見出せず、収益構造としての投資判断が停滞。

【解決策:当社のコミットメント】

1. KDDIでの事業立ち上げ経験に基づき、製造業特有の需要特性に合わせた顧客獲得戦略と、BG(バランシンググループ)運営を含む小売事業の全体戦略を策定。同時に、法務リスクを低減したPPA契約スキームを設計。

2. 当社の支援は技術開発に留まりません。博士(工学)としての高度な理論的裏付けと、MBA(首席卒業)の財務・戦略的視点を融合し、新規事業提案を経営層へ通すためのロジックを構築します。

3. 複雑な市場リスクを織り込んだ収益シミュレーションと、競合他社の動向分析、そして政策委員会委員の知見に基づく将来的な制度変更リスクの低減策を明確化。PoCの計画策定などの技術部門だけでなく、財務・経営企画部門が納得するビジネスケース(事業採択資料)の作成を徹底的に支援し、上層部からの迅速な投資承認を勝ち取ることにコミットします。

【実現した成果:確実な収益化】

1. 事業リスクの徹底排除と承認獲得: MBAの戦略的知見に基づき、経営層が重視する財務リスクと市場参入リスクを明確化。新規事業として懸念されていた法務・制度リスクを極限まで低減したビジネスケースが評価され、想定よりも早期に大規模投資の事業採択を勝ち取りました。新規事業は最終的に子会社化してスタート。

2.PPAモデルの早期確立: 関連企業でのエネルギー効率を最大化する自家消費型PPAのモデルを確立20年間の長期PPA契約において、需要家および発電事業者間の与信・途中解約リスクを最適化する契約スキームを実現しました。

3. 組織的な新規収益源の確立: KDDIでのゼロイチの小売事業立ち上げノウハウを組織内に移管。新規事業部門が自律的に顧客獲得およびBG運営を行える強固な運用体制を構築し、エネルギーコスト削減と新規収益源の確保を両立させました。

【収益最大化】大手アグリゲーター・IT企業向け:VPP/DRプラットフォームの技術・経営戦略支援と実運用ノウハウの提供

[課題 (Before)]

1. 技術の拡張性: 実証段階のVPPシステムが、数万件の需要家を束ねる商用レベルのスケーラブルなプラットフォーム構築への移行に耐えうるか不明瞭だった。

2. 予測精度: 需給調整市場などで求められる高精度な市場やリソースの予測と指令値応答の高精度制御が実現できず、ペナルティ(経済損失)リスクが高い状態。

3. 複数ある最適な電力市場の最適な活用と、蓄電池などの利用制約や低圧・高圧などの需要家側の電力契約の違い、さらには太陽光発電・エコキュート・蓄電池・コジェネ・EV充放電器・需要家の工場設備などさまざまなリソースの個別の特性に合わせた対応できるシステム構築が困難だった。

【解決策:当社のコミットメント】

【技術戦略:スケーラブルな制御アーキテクチャの確立】

1. マルチベンダー/マルチリソース対応の設計: パナソニック海外R&D所長経験を活かし、太陽光、蓄電池、コジェネ、EV充電器など、数十種類にわたる分散電源のプロトコルと個別特性を吸収できる、クラウドベースの汎用的な制御アーキテクチャをゼロから設計。数万件の低圧・高圧需要家が混在する環境下でも安定稼働する堅牢性と高い拡張性を確保しました。

2. 高精度予測とペナルティ回避技術: 慶應博士(工学)の研究知見に基づき、市場価格、リソース残量、需要を複合的に予測する高度な機械学習モデルを開発。さらに、指令値未達によるペナルティリスクを最小化するため、バッファを組み込んだ独自の冗長制御アルゴリズムを実装しました。

【経営戦略:市場の複雑性を事業機会に変える】

3. 最適市場活用ロジックの構築: MBA(首席卒業)の戦略的視点に基づき、容量市場、需給調整市場、卸電力市場など、複数の電力市場の収益機会を利用制約(蓄電池劣化、需要家契約)に合わせて複合的に最適化する運用ロジックを設計。複雑な市場を、技術的な優位性を活かした収益最大化の機会へと変換しました。

4. 投資承認と組織的推進: 技術部門が納得するPoC計画と、財務・経営層が納得する投資対効果(ROI)を明確化したビジネスケースを徹底支援。全ステークホルダーを巻き込み、迅速な事業採択を勝ち取るための組織的ロードマップ策定にコミットしました。

【実現した成果:確実な収益化】

1. 新規事業の迅速な承認獲得: 当社が提供したビジネスケースは、複雑な市場リスクを織り込んだ高い確実性が評価され、経営層からの大規模投資承認計画より勝ち取りました。これにより、競合優位性を保ったまま市場への早期参入を果たしました。

2. 市場応答精度の安定化と経済損失の最小化: 開発した冗長制御アルゴリズムと高精度予測モデルにより、需給調整市場などでの指令に対する応答精度を安定化させ、ペナルティによる経済損失リスクをほぼゼロに抑えることに成功。これにより、アグリゲーション事業の収益安定性を根本から改善しました。

3. マルチリソースの収益最大化: 多様なリソース(蓄電池、EV、コジェネ等)の個別特性と市場機会を最適に組み合わせる運用ロジックが功を奏し、リソース総容量に対する年間収益率を向上させました。

4. 技術資産と組織的自立: パナソニックでのR&D経営ノウハウに基づき、商用運用に必要なドキュメントと技術移管を完了。社内チームが、開発されたスケーラブルなプラットフォームを自律的に運用・拡張できる持続可能な技術資産と運用体制を確立しました

【次世代モビリティ戦略】東証プライム上場・大手自動車OEM複数社:BEVバッテリー活用VPP・PPA事業の戦略設計支援

[課題 (Before)]

1. 車両バッテリーの資産価値最大化: BEVの普及を見据え、車両バッテリーの残存価値を最大限に引き出すV2Xアグリゲーションモデルの設計が急務。

2. ESG/拠点CO2削減: ディーラー店舗や製造拠点における定置蓄電池・BEVとPPAを活用したCO2排出量ゼロ戦略の技術的・法務的裏付けが不足。

【解決策:当社のコミットメント】

【技術実装:V2X最適制御と大規模アグリゲーション】

  1. 低圧大規模リソースの統合制御: KDDIでの経験を活かし、BEVの需要家の数万台規模のリソースおよびディーラー店舗の定置蓄電池といった低圧のリソース群を統合的に制御するための、スケーラブルかつ高信頼性なアグリゲーションプラットフォームの技術要件を定義。異なる通信プロトコルと個別特性(例:充電速度、バッテリー劣化)を最適にマネジメントする技術戦略を構築しました。
  2. 収益最大化のためのエネマネ戦略: 車両バッテリーの劣化を最小限に抑えつつ、電力市場(需給調整市場など)と顧客の利用ニーズを予測。各市場の価格動向を複合的に分析し、収益性が最も高くなるように充放電を最適化する高度なエネマネ・制御ロジックを設計しました。

【事業戦略:未来の市場を見据えた設計】

  1. V2Xの資産価値向上: 早稲田大学 准教授での研究でのノウハウを活用してBEV需要家への電力小売戦略を統合し、EVオーナーの利便性を損なうことなく、車両バッテリーを「動くエネルギー資産」として活用するためのビジネスモデルを確立。法制度整備後の迅速かつ確実な収益獲得**に向けたロードマップを策定しました。

【実現した成果:確実な収益化】

  1. 経営層への意思決定支援と投資承認: 複雑な電力市場の動向とBEVアグリゲーションの財務的な潜在価値について、経営者層向けにカスタマイズされた新規ビジネス提案を実施。博士・MBAの知見に基づく論理的な裏付けと、政策委員会での最新動向を反映したリスク分析が評価され、競合に先行した事業戦略投資の迅速な承認を勝ち取りました。
  2. 知識の移転と組織的リスク低減: 異業種参入の最大の障壁である電力業界特有の制度・市場トレンドについて、社内向けに専門性の高いセミナーを複数回実施。これにより、事業部門・R&D・法務部門間の情報ギャップを解消し、新規事業を推進するための組織的な知見基盤を確立しました。
  3. 未来の収益機会の確保とESG貢献: 法制度整備後を見据えた最適なビジネスモデルを確立したことで、将来的にBEVのバッテリーを「動くエネルギー資産」として活用し、新規収益源を確実に見込める体制を構築。同時に、ディーラー拠点のエネルギー自立化により、【Mobilty x Energy】として企業のカーボンニュートラル目標達成に直結する戦略的貢献を果たしました。

※※本事業は法制度の整備を待って事業化予定の、市場最先端の戦略的プロジェクトです。

【知識の普及・権威性】 ビザスクなどにおける電力エネルギー関連セミナーやスポットコンサルティングの実施

知識の普及・権威性】業界の課題を解決する、最先端の知見発信

1. 大規模Webセミナーでの影響力

業界最大のナレッジプラットフォームであるビザスクをはじめとする外部プラットフォームにて、年間120回を超えるスポットコンサルティングを実施しています。特に2024年度に実施したWebセミナーでは、1,000名を超える参加者に対し、複雑な電力エネルギーの最新動向をわかりやすく解説しました。

参加者からは、「最新トレンドが聞けてビジネスのきっかけになった」「複雑な制度が明快に理解できた」など、事業に直結する知見提供について高い評価をいただいております。

ビザスクセミナー カーボンニュートラルに向けた、エネルギービジネスの変革 
〜再生可能エネルギーが生み出す新しいビジネスの可能性〜

https://visasq.co.jp/seminar/carbonneutral0216_archive

2. 海外大手コンサルからの信頼

当社の専門性は国内に留まりません。海外の大手コンサルティングファームや金融機関など、プロフェッショナルな組織からも指名での依頼を多数受けております。